Vol.16//続・マウントアダプターの話し [コンタックス] Photo&Text MazKen

マウントアダプター詳細紹介の最終回です。
今回はヤシカ(現;京セラ)コンタックスのカールツァイスレンズを、キヤノン EOS 40Dに装着します。
ディスタゴン、プラナー、ゾナーなど、マニア垂涎のカールツァイス"T*" (Tスター) レンズは、ヤシカ(現;京セラ)がコンタックス 一眼レフシリーズを販売していた当時、大変な話題と憧れを集めたレンズです。

現在ヤシカ コンタックス用のマウントアダプターが活用できるボディは、キヤノン・EOSシリーズとオリンパス・Eシリーズ。どちらも他社のボディより基本設計が新しく、フランジバックと呼ばれる、レンズの後端から画像素子(フィルム面)までの焦点が短い設計で、大口径レンズマウントのボディです。
詳しい説明は、Vol.01//マウントアダプターの話し をご覧下さい。

関連商品へのリンク  こちらをご覧下さい --->>
Vol.01//マウントアダプターの話し こちらをご覧下さい --->>

!ATTENTION!

近年、ニコン・Fマウントや、ペンタックス・Kマウント専用の"カールツァイス"レンズも発売されています。これまで紹介したマウントアダプターを介せば、EOS やフォーサーズ規格のボディにも装着できます。




左がツァイスのプラナーT*  50mmF1.4 レンズ本体。右ヤシカ コンタックス -- EOS マウント変換アダプターです。
まず、持ちやすいキャップが付いたままの状態でマウントアダプターをツァイス レンズに装着します。

レンズ本体の 指標とマウントアダプターの ▼ 指標を合せ、時計回転=右回しして「カチッ」とロックされるまで回します。




次にマウントアダプターの  指標と、EOSボディ(今回はEOS 40D)の  指標を合せ、純正のキヤノン・EFレンズを装着するのと同じ要領で、時計回転=右回しして「カチン」とロックするまで回します。

このアダプターのマウントが接する面は、テフロンコートされているので、とても滑らかに装着できます。


これだけで完成!
ツァイスのプラナーT*  50mmF1.4 はフィルター径55mmと大柄なので、EOS  40Dに装着しても違和感がありません。かなりカッコイイです!

撮影は必ず絞りを決め、AVモード=絞り優先オートモードを使うか、絞りを決め、Mモード=マニュアル撮影モードを使いファインダー内の露出指標をあわせて下さい。

尚、EOSは絞りを決めれば、他のモード...TV, P, モードなどでもシャッターが自動的に適正値になります。背面の露出補正ダイヤルも使えます。
測光方式も評価測光, 部分測光, スポット測光,などもちゃんと機能します。
現代のカメラはすごいですね! ピントだけは手動ですよお忘れなく!

EOS 40D にて確認済み。




ツァイスレンズを外します。
EOSマウントアダプターが付いているので、純正EFレンズを外す時と同じようにボディのロック解除ボタンを押して、反時計回転=左回しすれば外れます。

マウントアダプターを残してレンズだけは外れません。理由は下記。


印がマウントアダプターとツァイスレンズ本体を固定するためのロックレバーです。真鍮製の板バネで、レンズマウントのツメをロックしています。
!内側にロックレバーがあるため、マウントアダプターをボディに残し、レンズだけを外すことはできません。




マウントアダプターのロックレバーを外側に持ち上げ、レンズ本体を外します。
ロックを解除して、反時計回転=左回しすれば外れます。

!デジタル一眼レフはホコリを非常に嫌います。レンズを外したままの放置はやめましょう。
!レンズの後玉に指紋や傷を付けないよう、注意しましょう。


プラナーT*の作例[1] クリックで大画面になります

OMズイコーの作例[1] クリックで大画面になります

(上) プラナーT*  50mm F1.4  (下) OMズイコー 50mm F1.2
F2  AE-AUTO ISO400 シャープ;1 WB;くもり

ボディは同じEOS 40DでWBは曇りに固定、開放に近い絞り/F2を使い屋内で撮りました。文化財の中では手持ち撮影です。
厳密にはイコールとなりませんが、レンズの持つ個性は比較できます。
主観的な評価はご自分でなさってください。

商品へのリンク  こちらをご覧下さい --->>


プラナーT*の作例[2] クリックで大画面になります

OMズイコーの作例[2] クリックで大画面になります

(上) プラナーT*  50mm F1.4  (下) OMズイコー 50mm F1.2
F5.6  AE-AUTO ISO100 シャープ;1 WB;晴天

ボディは同じEOS 40DでWBは晴天に固定、絞り/F5.6で屋外を撮りました。
各拡大フォト(画面をクリック)は、画面左上を部分UPにしています。
厳密にはイコールとなりませんが、レンズの持つ個性は比較できます。
主観的な評価はご自分でなさってください。

商品へのリンク  こちらをご覧下さい --->>


Do Camera! 私だけのカメラスタイル CONTENTS 
 
Vol.01 マウントアダプターの話し    レンズマウントアダプターで遊ぶ
Vol.02 カメラのドレスアップの話し  カメラの張り革を変えてみよう
Vol.03 レンズのモディファイの話し  レンズを使いやすくしよう
Vol.04 カメラのカバーを外す [1]  カメラ分解の基礎知識
Vol.05 カメラのカバーを外す [2]  カメラの内部を見てみよう
Vol.06 極上のカメラエステ  究極のカメラクリーニング
Vol.07 ブラックチューンUP![1]  モルト、遮光材、黒塗料でレストア
Vol.08 ブラックチューンUP![2]  モルト、遮光材、黒塗料でチューンUP!
Vol.09 時を超えるフォトアルバム  ヨーロッパの高級アルバムを使ってみる
Vol.10 特殊効果用品で遊ぶ[1]  乾かない水滴スプレー
Vol.11 特殊効果用品で遊ぶ[2]  溶けないクラッシュアイス
Vol.12 特殊効果用品で遊ぶ[3]  溶けないアイスキューブ
Vol.13 続・マウントアダプターの話し[1] ニコン --- EOSマウント
Vol.14 続・マウントアダプターの話し[2]  ペンタックス・K -- EOSマウント
Vol.15 続・マウントアダプターの話し[3]  オリンパス・OM -- EOSマウント
Vol.16 続・マウントアダプターの話し[4]  コンタックス -- EOSマウント