Vol.15//続・マウントアダプターの話し [オリンパス・OM] Photo&Text MazKen

第13, 14回に続き、マウントアダプターを実際に使ってみましょう。
今回はOMズイコー レンズを、キヤノン EOS 40Dに装着します。
OMズイコー マウントはオリンパスからデジタル一眼レフの"Eシリーズ"用に専用のマウントアダプターが発売されています。また"OMシリーズ"の先代"ペンFシリーズ"にもマウントアダプターでレンズが装着でき、オリンパスのカメラボディ3世代と共有できるという稀な特徴があります。

現在マウントアダプターが活用できるボディは、キヤノン・EOSシリーズとオリンパス・Eシリーズ、そしてペンタックス・Kシリーズ。どれも他社のボディより基本設計が新しく、フランジバックと呼ばれる、レンズの後端から画像素子(フィルム面)までの焦点が短い設計で、大口径レンズマウントのボディです。
詳しい説明は、Vol.01//マウントアダプターの話し をご覧下さい。

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左がOMズイコー  50mmF1.2 レンズ本体。右がOM -- EOS マウント変換アダプターです。
まず、持ちやすいキャップが付いたままの状態で、マウントアダプターをOMズイコーレンズに装着します。

レンズ本体の 指標とマウントアダプターの ▼ 指標を合せ、時計回転=右回しして「カチッ」とロックされるまで回します。




次にマウントアダプターの  指標と、EOSボディ(今回はEOS 40D)の  指標を合せ、普通のキヤノン・EFレンズを装着するのと同じ要領で、時計回転=右回しして「カチン」とロックするまで回します。
このアダプターのマウントが接する面は、テフロンコートされているので、とても滑らかに装着できます。


これだけで完成!
OMズイコーは1970-80年代世界最小・最軽量を誇ったレンズ群です。これまで紹介した50mmF1.4より明るいF1.2という大口径レンズにも関わらず、フィルター径49mmと他より小振りに作られています。

撮影は必ず絞りを決め、AVモード=絞り優先オートモードを使うか、絞りを決め、Mモード=マニュアル撮影モードを使いファインダー内の露出指標をあわせて下さい。

尚、EOSは絞りを決めれば、他のモード...TV, P, モードなどでもシャッターが自動的に適正値になります。背面の露出補正ダイヤルも使えます。
測光方式も評価測光, 部分測光, スポット測光,などもちゃんと機能します。
現代のカメラはすごいですね! ピントだけは手動ですよお忘れなく!

EOS 40D にて確認済み。




OMズイコー レンズを外します。
EOSマウントアダプターが付いているので、純正EFレンズを外す時と同じようにボディのロック解除ボタンを押して、反時計回転=左回しすれば外れます。


印がOMズイコー レンズとマウントアダプターを脱着するためのロック解除ボタンです。他社のレンズと違いレンズ本体側に付いています。




レンズ脱着ボタンを押込み、ロックを解除して、反時計回転=左回しすればレンズだけ簡単に外れます。

※ ここから下が、OMズイコーならではのレンズ交換方法です!
レンズ本体だけ簡単に外せますから、良く読んで下さい。




印が レンズ本体をマウントから外すためのレンズ脱着(ロック解除)ボタンです。他社レンズと違い、レンズ本体側にあります。
このレンズ脱着ボタンを押込みロックを解除して、反時計回転=左回しすればレンズだけ簡単に外れます。

※ レンズ側にロック解除機能があるため、マウントアダプターをボディに残したまま、いつでも簡単にレンズを外すことができます。




画像のようにマウントアダプターをボディに残したままレンズを外し、OM純正ボディのようにレンズ交換がいつでも簡単にできるのが、OMズイコーの特徴です。

!デジタル一眼レフはホコリを非常に嫌います。レンズを外したままの放置はやめましょう。
!レンズの後玉に指紋や傷を付けないよう、注意しましょう。


作例[1] クリックで大画面になります

OMズイコー 50mmF1.4
F2  1/500 ISO400 シャープ;1 WB;くもり

開放に近い絞り/F2を使い屋内で撮りました。こういう場所では手持ち撮影です。

今回はニコン, オリンパス, ペンタックスの代表的な標準レンズを一度に同じ条件でテスト撮影してみました。
ぜひ前章(Vol.13)ニッコールレンズと比較してください。

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作例[2] クリックで大画面になります

OMズイコー 50mmF1.4
F5.6  AUTO ISO100 シャープ;1 WB;太陽光

三脚に固定し、屋外で撮りました。2階部分のみ拡大してみました。
[1], [2]とも、もちろん画像加工や調整・補正はしていません。
こちらも、前章(Vol.13)ニッコールレンズと比較してみてください。

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Do Camera! 私だけのカメラスタイル CONTENTS 
 
Vol.01 マウントアダプターの話し    レンズマウントアダプターで遊ぶ
Vol.02 カメラのドレスアップの話し  カメラの張り革を変えてみよう
Vol.03 レンズのモディファイの話し  レンズを使いやすくしよう
Vol.04 カメラのカバーを外す [1]  カメラ分解の基礎知識
Vol.05 カメラのカバーを外す [2]  カメラの内部を見てみよう
Vol.06 極上のカメラエステ  究極のカメラクリーニング
Vol.07 ブラックチューンUP![1]  モルト、遮光材、黒塗料でレストア
Vol.08 ブラックチューンUP![2]  モルト、遮光材、黒塗料でチューンUP!
Vol.09 時を超えるフォトアルバム  ヨーロッパの高級アルバムを使ってみる
Vol.10 特殊効果用品で遊ぶ[1]  乾かない水滴スプレー
Vol.11 特殊効果用品で遊ぶ[2]  溶けないクラッシュアイス
Vol.12 特殊効果用品で遊ぶ[3]  溶けないアイスキューブ
Vol.13 続・マウントアダプターの話し[1] ニコン --- EOSマウント
Vol.14 続・マウントアダプターの話し[2]  ペンタックス・K -- EOSマウント
Vol.15 続・マウントアダプターの話し[3]  オリンパス・OM -- EOSマウント
Vol.16 続・マウントアダプターの話し[4]  コンタックス -- EOSマウント