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| Vol.02//カメラドレスアップの話し |
Photo&Text MazKen |
カメラのボディに貼られたレザーは、カメラの衣服といえます。
オートフォーカス --- デジカメと進化する中でこの張り革は、模様だけ真似た樹脂になったり、まったく使用されなくなったり、カメラの「家財的」地位の低下を象徴するようになりました。
旧いカメラのレザーは劣化すると、剥れたりひび割れてきます。こうなると修理は無理ですから、思い切って「現代の素材」と交換することをお勧めします。
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一見同じに見える黒いレザーですが、メーカーによって指紋のようにパターンが違うので、アフターマーケット品も様々な表皮模様(シボ)が発売されています。愛機に最も似た模様、あるいはライカやニコン風など好きなパターンや色に張替えるのも楽しいでしょう。
張替えのコツは上手な剥離です。劣化したレザーはエチルアルコールやドライヤーで熱しながら、丁寧に「接着剤を軟化させながら」残らず剥がしてください。マイナスドライバーやカッターで、力任せに削るようなことをしてはいけません。
レザーの切り出しカッターは、専用の「モルトプレーン(張り革)用カッター」をお勧めします。ゾーリンゲン(ドイツ)産の鋭い切れ味は、市販の折刃カッターとは本当に別次元ですから、ぜひ体感してほしいと思います。
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カメラ用レザーは旧いカメラだけの用品ではありません。
プロカメラマンの愛機は、自分の使用目的に合ったチューンUPがされていて、レザー張りもその一つです。
私のデジタル一眼のボディにも、グリップ(ホールド)の向上と傷防止のために、レザーが要所要所に貼ってあります。
たとえばオリンパス・E-410の右側面に画像のようなダイヤパターン(黒)を張ると、グリップが格段に良くなり、傷も防げます。いかにも「プロフェッショナルな道具」の面構えになりカッコイイでしょう。 |
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こちらはボディ。キヤノン・EOS 40D です。
分かりにくいかも知れませんが、右側のグリップから背面にかかるようにグルリとダイヤパターン(黒)レザーを張り巡らしてあります。
こうする事でグリップが大幅に向上し、悪天候下や重量レンズで威力を発揮します。
1990年代までキヤノンもニコンもPRO向けにメーカーで貼ってくれたのですが、今も報道やスポーツカメラマンは、このようなモディファイを自分で行うことが多いのです。 |
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こちらはオリンパス・OM-2Nの巻上げレバー付近と、オートワインダー(モータードライブ)に、純正とほぼ同じ京セラタイプ・ダイヤパターンを施工した例。
重量のあるカメラほど、大きなパターンを貼るのがグリップ性向上のコツです。
ダイヤパターンは、採寸・加工がしやすいというメリットがあり、初心者には工作が簡単なのでお勧めです。
両面テープで貼っただけですから、不要なら剥がせます。 |
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愛機オリンパス・ペンFTも小型でボディが薄く、大型レンズを装着するとボディホールドが悪いので、背蓋の右半分に京セラタイプ・ダイヤパターンを貼ってあります。
いずれの例も、ボディの正面側に貼らず側面や裏面側なので、オリジナルデザインのイメージを損なうことなく、実用的なチューンUPといえるでしょう。
投機目的や博物館のように陳列して楽しむなら、新品状態のままが良いのかもしれませんが、使いこんでいるカメラのモディファイされた外観は「道具」としてのカッコ良さがあると思います。お試しください。
カメラ用張り革の製品紹介はこちらをご覧下さい --->> |
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旧いカメラボディの張り革(レザー)を剥がす作業の説明です。
50年以上昔のヴィンテージカメラや、粗悪な合成樹脂レザーでないかぎり、カメラの張り革は接着剤を軟化させることで剥がせます。
上は、1970年製のオリンパス・35RCですが綺麗に剥れているでしょう。
今回は専用の「クリーニングエージェント」を使ってみました。エチルアルコールが主成分で、効率良く剥離できます。
カメラ側はもちろんですが、オリジナルを再利用する場合、剥離したオリジナルレザーも丁寧に完全に古い接着剤を取り除きます。
この作業、修理業者でも「乱暴者」が多いようで、ドライバーやカッターのようなもので引っ掻いたりしては貼り直しが綺麗にできません。何よりカメラが可愛そうです。
カメラ用張り革の製品紹介はこちらをご覧下さい --->> |
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旧いカメラボディの張り革(レザー)に、できるだけ合った模様のレザーを選びます。
今回は「張り革4308 ニコンタイプ」を選択。
次に採寸して切り出しますが、いきなりレザーをカットしてはいけません。
旧いレザーは大抵、樹脂が収縮して寸足らずになっているからです。 |
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| 画像のように、一度採寸した寸法で型紙を切り出し、ぴったり背蓋やボディに納まるかチェックします。 |
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型紙の寸法を元に、新しいレザーを切り出します。
もちろん専用の「モルトプレーン(張り革)用カッター」をお勧めします。
背蓋のように単純な直線ならともかく、カメラの正面は曲線が多く、一般の折れ歯カッターでは、きれいに切り出せないでしょう。 |
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接着する前に、必ず古い接着剤や脂分を除きます。
接着は、レザーに付属している両面テープが良いでしょう。接着剤だと失敗した時の処理が大変です。 |
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出来上がりました。
現代の人工皮革は、昔のものよりはるかに天然皮革っぽく、しかも柔軟でコーナー部分にも馴染ます。
ぜひお試しください。
カメラ用張り革の製品紹介はこちらをご覧下さい --->> |
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